ドイツいけばなの旅 その4
シュロス ミツコで、いけばな公開いけこみ
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午後2時。シュロスミツコの展示室や玄関に、みんなで一斉に花をいけはじめました。
すでに、いけばなの公開いけこみを見るために、多くの人が集まっています。
大切な庭の花を切っておいてくださった村の方たちや、テテロウ市から来た人達。
ベルリンから駆けつけてくれた人や、遠くデュッセルドルフに住む古い友人のドイツ人も来てくれました。
ハレという街の芸術大学の若い先生たちもグループでやってきています。
ほとんどの人が、いけばなを活けるところを見るのが初めての人達で、熱い眼差しが私達の手元にそそがれています。
地元の新聞記者も数人来られていました。
ドイツの人達は、日本の文化に対して、高い精神性をもつものとして、とても尊敬してくださっているのを感じました。
私達もできるだけいけばなの心が伝わるように、花を丁寧に扱うところを、時間をかけて見てもらいました。
| 
 Photo / Maik Ehrlich
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