ドイツいけばなの旅 その5
ギュストロウ バルラッハ美術館で献花をしました
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メクレンブルグで生まれ、天才彫刻家と絶賛されながらも、第二次大戦後の共産主義により迫害を受け、それでも
故郷で芸術活動を続けた、エルンスト バルラッハの美術館を訪れ、彼の崇高な芸術への精神に対して、故郷の人達の代わりに、
いけばなを献花させていただきました。
花材に選んだのはドイツの森の樅(もみ)の枝。日本から持っていった竹筒に、三本の枝で生花(せいか)の形にいけました。
「バルラッハの作品を集めたこの場所に、貴方はドイツの自然をいけてくれた。彼の魂もやすらかだと思う。私達の心を形にしてくれてありがとう」
この美術館へ導いてくださった、シュロスミツコ館長のアンセルム氏から感謝の言葉をいただきました。
6月2日 ギュストロウにある、バルラッハ美術館にて。 旅の報告文、桑原和則
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