テテロウ市のほど近く、トーデンドルフに、シュロス ミツコ(光子城)という、独日友好のための会館があります。
シュロス ミツコは、朽ちかけていた古いお屋敷を、トーデンドルフの村人の奉仕作業で少しずつ修復してできた会館で、オープンから2年たった現在も修復の作業が続けられています。
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この会館を村の人達と一緒になって大切に育てていこうと考えたのは、日本在住のドイツ人画家、ハインリヒ・ヨハン・ラデロフ氏です。
彼の生まれ故郷であるメクレンブルグ州は、ドイツ統一後、暮らしや町の様子が急激に変化しています。ゆっくりとした暮らしや、お金では買えないかけがえのない自然や人の真心を大切に思う彼の情熱が、故郷の人達の心を動かしたのです。
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