9月号
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おみ企えしベんけLそう得の向こうから葉が舞いながら迫ってくるよ、つな感じがする。枝を手前に倒すと、鳥の自になって木を上から見下ろしているような景色が現れる。季節の木や花を上から見たり横から見たりして一つの画面に描いているような感寛でいけてみた。葉の重なりを主にして。花材丸葉の木(満作科)女・邸化(女郎花科)桔艇(桔板科)亦茶色紬鉢大体淡い色の花を集めていけることが多い私だが、ここではアマリリスの濃く大きい亦。弁慶草は亦黒い。、ダリアは明るい黄金色。濃紅色のアマリリスとこれも暗い赤褐色の弁慶草の聞に立てると、まだ暑い秋口の太陽のように見える。緑の葉はダリアと弁慶草の葉を少しだけそえている。ここにモンステラの葉をそえたりすると花の色の強さが打ち消されて、ただの重苦しい感じの盛花になりそうな気が・・・。八月はお鉱休み、それに暑気が強いので、花尿も怪段の月より仕入れが少ない。いきおい種類も少ないが、九月になると品数がぐんと豊富になる。楽しみな季節の始まり・:。花材アマリリス(彼岸花科)弁慶草(弁慶草科)ダリア(菊科)金条文褐色紬深鉢ようやく秋、が〈3貞の花〉楼子花持花器3

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