8月号
380/615

第三種郵使物認可桑原専迎流いけばなテキスト350号1992年8月1日発行(毎月1回1R発行)桑原専税流家元発行定価五00円苦しい。八11頁の花>では段竹を使っているか、代りに薄の斑入葉でも良い、白斑部分か純白に近いものを選びたい。そえる花はビンクか紫の後しいぃ化か合うだろう。だがガラス器を選んだので桔梗など日本的な秋草よりも茎の線の美しいネリネの方か良さそうである。8本のネリネ‘2本の段竹の茎かガラスを透して見えるのでプラスティックの砂利に茎を挿しこんで留めている。花器の中の水は毎朝とりかえて透明感を保たせたい。花材段竹ネリネ花器ガラス花瓶八裏表紙の花>にも涼感を誘うカラジュームの葉を使っている。だかこの作例ではカラジュームの鉢植の一鉢を根洗いしてそのままの姿にデンファレをそえた。カラジュームの菓は隠れたものまで入れると20枚はどになるか、緑一色の厚手な観菓植物ではこの感じにはならない。カラジュームには‘よくご存知の通り大変種類が多いか作例に使ったのはキャンディダムという古くから栽培されている最もポピュラーな園芸品種で夏向きのいけ花に鉢植えで是非備えておきたい品種である。花材カラジュームデンファレ(赤紫と白)花器陶筒塑花瓶さ、r:rT1●J

元のページ  ../index.html#380

このブックを見る