7月号
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ふさすぐり一円川省略形のいけばな「透き通る実」。三体いけ・投入斜体副主型の省略形夏の太陽のような向日葵。大ききゃ色、花型も色々ある。頭が重いものはバランスが難しい上に花が下を向くので前には出せない。作例の向日葵は小輪でやや上向きに咲き、葉も美しい。向日葵には爽やかな緑の葉を加えると夏の涼を感じる花になる。房敵塊は黄色くなった葉を掃除し、実を隠す葉も少し間引くと、房になって下がる透き通った実に気持のいい木陰の風を感じる。実が風にゆれるように枝を横に倒すといい。一房酸塊の実はやがて亦く熟すと食べられる。酸っぱいのでジャムにすることが多いそうだが、姿のまま料理一に添えたり、ケーキの飾りつけにもされる。作例の実はまだ青いので、彩りにピンク色の河原撫子を一本加えた。副材材向日葵(菊科)河原撫子花器紫色ガラス花器房ひま酸わ塊り(酸塊科)(撫子科)ホ横から見たところ三体いけ・投入斜体副主型の省略形(逆勝手),Icr,,匂〆川間留中間?Y押;.,Ft−m q主6

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