7月号
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百合の季節に懐子百合の花は色々。普通私達が百合の花と思っている百合だけでも百種類以上ある。そして日本には十五種類が分布して内生している。廿から季節の美しさとして愛されてきたのがこのような自生種の行合だと思う。竹島百合もそのよ、つな季節の百合で、朝鮮海峡の島が原産地である。直径二Yほどの奮が沢山ついているのをいけると翌円から少しずつ聞きはじめる。私のいけた竹島百合も生きていてその日、その日を仲曇らして生長してゆく。穂咲七篭も同じ頃に咲く。七竃に葉はよく似ているが穂咲七篭属に分類されていて七経科とは分けられている。穂咲じ琶の仲間は束アジアから北アメリカに分布しているそうである。だから今の季節にアメリカで出会える化でもあるのだろう。この二種の花には桔梗が似合う。むし暑い七月円い穂咲七竃と黄色の竹島行合の間に結梗の紫が入ると涼感が心地よい。こんな花を床の間にいけると、位自の掛軸か水墨画をかけたくなる。この花以外に色はほしくないから。花材穂咲七笹竹島町An枯梗青緑色八角形花瓶←6ド4uq叫n品プ庁n4

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