7月号
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えらぶいけるみる糸芭蕉斑入りパイナップル花型株分け花器赤紫強化文水盤食用のパイナップルとくらべて実が小さく葉に締麗な白い筋の入った班入りパイナップル。選んでいるうちに買い過ぎ。子株に二本しかいらない筈だと和則が「僕も使っていいですか、」と余りそうなのを投入にしてくれた。いけ上がった二作を並べてみるといけ方によって同じ花材でも表情が少し変わることがよくわかる。さや糸芭蕉は沖縄の原産で葉の爽の丈夫な繊維を糸にして芭蕉布を作る。芭蕉属には芭蕉、美人蕉、バナナなどがあるが、葉物花材としては、糸芭蕉が葉色がよく大きさも手頃なので使いやすい。株分けの作例は夏向きの生花として広い水盤に水を満たしていけた。ぴじんし・511

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