7月号
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を凶難にするため複雑な迷路のような道がつけられている。方々にあるメディナの中でもフェズのメディナが最も有名で一尺中に入りこんだら絶対と云っていい、出てこられそうにないのであるかなり方向感覚の良い私でも、もう一度近くのあの店に戻ろうと思ってもそれは無理である。どれくらいの広さがあるのか知らないが五、六百メートル四万ぐらいの中で三十五万人もの住民が七万軒の店や工房で生活を立てているそうである。幅て、一一.メートルの道を擁馬が通り荷車が通り買物客に観光客で溢れかえっている。ここの金所の羊皮の染色場を見に行ったが何百年も前から8頁下のような設備でモロッコ皮が作られている。現代にもこんな所がまだ生きて活動を続けているのである。京都でなら鈍山形文化財として保護されるような仕事たがあたりまえのこととし宝首誕説てしてこれから先も続けられて行くのだろう。トルコやエジプトのように、ここでも年少労働者が多い茎具@の陶工は小学校六年生ぐらいだろうと思うが少年労働者というより、すでに一人前の職人の域に達した仕亨乞している。軍兵⑫の少女は刺繍職だが柔かい指先と鋭敏な日の若い間しか仕事にならないそうである。だがどんな背景があるにしても、少年の陶器や少女の刺繍には街い気のない美しさを持っているここで買ったものは大切に使いたい。コ大使公邸玄関で佐藤大使夫妻・制渓素子小公邸でのデモンストレーション⑦盛花・投入実演中の素子先生P山渓の講義通訳は赤岡大使館員6・7頁中央!首都ラバトモロツてらげ①デモンストレーション後のレセプ⑦終了後の記念写←具店端佐藤大使左端大使夫人佐藤慶由さん⑥佐藤慶由さんの玄関花mXA邸での夕食後の歓談③モロッコ日本大使公邸の正面⑥ラパトの花市場裂らずの家元夫妻@民い集めた花の値段の交渉。主様の楠樹閣はトラック一台分ぐらい枝物や観葉植物を⑫市内の八百屋新鮮とは云い難いものもあるが種類も量も豊富⑬八百屋の近くで豆科の刺のついた枝を見付ける@撞漏の前を刈る。素子先生のアテチョーク盛物にとりあわせる⑬植樹閣のジャカランダ抽漢の立花の主材に、ンヨン8・9頁中央下占都フエズのメディナの中の有名な羊皮染色場この壷の柄物性染料で染める⑪メディナの中の道路は複雑な狭い迷路騒馬が多いの賞物客がごったがえし、そこに観光客が加わる⑬広場で一休み⑬今でもこんな大鍋が花ふたり旅展にも登場した鍋⑪ハlプティーを注ぐ素子@フェズ焼工房の少年職人⑫刺繍する少女袋も表も同じ柄に仕上げられる②メディナの入口のプl・シユルlド門@こんな細い道が無数に思いがけない方向につながっている。@大工の集まったて肱デサインは古くから変らない9 @ @ @

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