7月号
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花器黒粕耳付花瓶卯う木っさはう幹つがぎ中空なので空木、或いは卯月(旧暦四月)に咲くから卯木とも書かれる。本来の卯木の他花、さらさ乙の作例の梅花卯木、姫卯木、更紗卯木他があり、雪の下科に属する。又他科の植物にも卯木と名付けられているものもある。梅花卯木は木州から九州にかけて分布し梅の花に似た四弁の花が咲く。よく似た花に栴花下しも野つがりりあきりゅ、うば花い屋さんでは利久栴とよんでいるパラ科の花もある。梅花卯木は栽培されているものは少なく、との頁のものも野生していたものである。枝が下がるような状態に生育するようなので、少し刊さのある花瓶を使って投入れにした方がその姿の特徴がよく出る。野生の花木なのでやはり季節の草花ととりあわすのが良いが花葉ともにまばらなっき方なので、作例のような竹品丙合等、色、形のはっきりしたものが必要である。まず梅花卯木の姿の特徴のはっきりした枝を二、三本挿し、その調子と見合わせて竹島百合三本をいける。竹島行Anの特徴は何段にも輸生する葉にある。そのため丈を日くいけて、点輸の似のように放射状についた葉のみえるようにす石。あらましの形ができた所で先にいれた栴花卯木よりも短い枝を三木から五本加えていけ上げる。峰い校なので挿し加えても、先にいけた花の形が出れるととはない。竹島百合や~mかgp ろ木ぎ梅日11

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