7月号
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ヒエンソウ百合2作Rおまつ2本、シャクヤク2本、テッボウユリ2本の盛花である。立体の花形のうち、中問を右に長くさし出した形で真に松と百合、胴に松と百合、中問と留シャクヤクにシャクヤクが入っている。緑と白と濃紅の配色がきわだった色調をみせていアマリリスる。湿和な感じの取り合せだが、中間を特に長くさし出している形に特徹がある。こんな花形が応用花形である。基本花形から少しはずれて、材料の個性を活かしつつ、また、基本花形の枝の配骰に添いつつ活ける花形。品本花形の練習をある期間つづけて、その次に練習する一般的な形である。(左勝手)R淡い青色の花が連なって咲く飛燕草(ヒエンソウ)。アマリリスの開花のも五月の花だが明るい色の配合である。上の写真(松、シャクヤク、百合)と同じく応用花形の盛花で、右下の胴のヒエンソウの出し方がのびやか。(右勝手)の2本。この二種をガラス器に活けた。8 応用花形R松⑧ R @

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