6月号
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4Uめた三者の出合い。物足りなきを感じないようにするには三者の選択と花剖に工夫がいる。5月頃から夏にかけて多年草の宿根スイートピーがサマl−スイートピーの名前で出てくるが、数本の花茎と丸い葉がついている。のグロリオサを白い細口花瓶にいけると、紅白のさっばりした投入になる。葉を美しく見せるところに技術がいる。咲く木香蓄蔽は、京都の街にも、家の壁に伝い登らせた蔓に無数の花が咲いているところをよく見かけた。優しく可愛い花である。花屋で切り枝を見つけたので、薄ピンク色が光るように美しい立派な菩蔽と合わせて、ガラス花瓶にいけた。け、高くいけて枝垂れる形を見せる。二種のとり合わせ仙渓花材二種のとり合わせは、花器を含春のスイートピーは一年草。そして内花のサマl・スイートピーと深紅花材サマl・スイートピーグロリオサ花器白紬細口花器4月下旬から5月初旬の短い期間に木香蓄殺は長い枝を花器の底までつ花材蓄や微木香喜被花器金彩ガラス花瓶フランス、クリシl製赤と白〈叩頁の花〉バラと木っこ−つ香バラ〈日頁の花〉11

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