6月号
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ライラック益百ピ一宮|ライラック英語ピ一gーリラフランス語紫はしどいH本語三通りの通称を並べてみた。いけていて、この花の名前をよぶのに、いちばん感じのいいのは「リラ」ではないだろうか。日本語名の「紫はしどい」は私達には疎遠なよび方である。ライラックも語感はいいが、この花の名前の由来を湖ると占代サンスクリット語(インド)の「ZEーニラー波紺」とい、2言葉に行き当たるのだそ、つである。それがペルシアからアラビア、スペインへと伝わって行くうちにニラからリラに転枕する。語源となった紫色のリラは、ヨーロッパ南東部に自生しているので、五月頃ハンガリーやバルカン半白同に旅行すれば自然な姿を見ることができるだろう。作例に使った白花のリラは日本で栽培された園芸品種なので花の房の大ききゃ枝の太さ、長さにも変化があるので形を与えやすい。とり合わせる花は赤色系、紫色系がよく合うが、作例のように一色だけ加えるような配色がよい。花材リラ(ライラック)百合ースィlト・メモリーレモンリlフデルフト焼花瓶3

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