6月号
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爽風ばク・ビュlティlの他に、作例に用菩議は大量に栽培されているが、菊やカーネーションが儀式用にまとめて使われるのに対して、人的に買われて家々に飾られることが多いそうである。そして切花として出まわっている苔械は中輪が多かったが最近では一本に何輪もの花をつける房咲き品種がふえて来ている。又以前は杏依展でしか見られなかった高級品種も切花用に量産されるようになった。亦黒い荒川被も少し品種がふえたらしく、二、三ケ亙削に使ったブラッいた色の品種も花屋に出てきた。今迄の亦黒い蓄薮よりも一段と色が濃く、濃赤色というよりもはロ赤色と云った方がいいだろう。この種の蕃薮は他の色の蓄薮の間にまぜると配色の引き締め役となってくれる。作例には明かるい色の赤蓄薮とライスフラワーをとり合わせているが、この黒菩識と云ってもいいような花色を利用すればライスフラワーの他にも色々な花材と入れかえることができそ、つである。そんな事を考えてみるのもこのテキストの役目の一つである。花材蓄積二色ライスフラワー花器手付き横長水盤蓄積は個9 ら

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