6月号
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こちょうらん造る造る、といっても、ただシクラメンとベゴニアの葉を自分の好きなように並べてみただけの高さ的価の小品花である。造り方を解説してみる。太針金は葉の取りつけに必要な長さシクラメンもベゴニアも丸い葉の裏に71mmぐらいの茎がついている。この茎を太さ1阻ぐらいの針金に@のように糸針金でしばる。⑤は作例のような形にまとめたところを裏側から見た図である。支柱の太針金の左右に葉が出るようにまとめ④のように高低もつける。葉をとりつけ終ったら、ガーゼで川畑幅のテ1プを作り、それを盆捕から巻きつけてそこに水が伝うようにすれば、それぞれの葉の茎から水を吸いこませられるようになる。〈表紙の花Vガーゼを巻いただけでは見苦しいので、ガーゼの上に更に緑色のフローラルテlプを巻いておけば、多少この仕掛が見えてもおかしくはない。より叩佃長くとってJ字型にまげ、その末端までガlゼを巻き、花器の中に入るようにしておけば水が伝わり茎の切口まで水がまわる。立花の古い枝法から思いついた方法だが他にも様々な花型を造るために利用できる。花材胡蝶蘭シクラメンの葉ベゴニアの葉材料針金日番糸針金フロiラルテlプガlゼ花器褐色粕変り型花瓶5 ③ @

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