5月号
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,e・3のか楽しみに満ちた花器である。花材仙渓無花果の晒木ストレリツィア・オlガスタ花器プラチナ粕陶器跳び立つ2頁の花〉表紙には大きく花持にこだわった花をいけたが、2頁の小品花(高さω叩)は花器を使わず、晒木を土台にして薄紙を加え、革阿殺をそえて作り上げてみた。十日典的ないけばなは、花得、或はそれに代る器を使うことで成り立っていたが、昭和一.卜年代からはその制約からのがれた自由な形式のいけばなも別に珍しいものではなくなった。見せ所を絞っていけようとする場合によく使う手法の一つである。花材草川被晒木薄紙3頁の花〉二才半の健一郎と、お祖母ちゃまの素fがこのボ!ルで遊んでいた。まだまともにキャッチボールができないが、投げることだけはできるようにはなった。素子は健一郎の投げたボlルを拾い集めて渡すだけの役だが、何が楽しいのか、賑やかに笑いながら半時間近く遊んでいる。一才と二ヶ月の順之助は自分もよせてもらおうとて人の問を迄いまわ遊びの花八谷アマリリス二人とも烏〈3

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