5月号
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桃色海せ花刑よ草型副流し花器青色柑鉢紙作(相臨海芋属)の原純には、最も普及している白花の和蘭海芋、賞花海芋には葉に白斑があって五月から六月にかけてよく使われる。白花で葉に白斑のあるのが白星海芋。作例に使ったのがピンクの桃色海芋で、他の海下と違って業は細長その他にハイブリッド・カラ!とよばれる交配品椛も多数あって、白、賞、ピンク等が基本色になっているが紫や赤、オレンジ色のまじった品種もある。グリーン・カラーは白花の和蘭海芋から作り出された園芸品種である。桃色海芋は切花としても売られているようだが、作例は鉢植のものを使っている。.鉢で大体−hL小ぐらい花をつけ、業は十五枚出ていて花も葉も大小があるので生花には使いやすい。花一輪に対して葉は213枚そえる。この作例では点に3枚、副と留に各2枚で合計7枚使った。いけ花展にも株分けの子株に向いた花材として使、える。4

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