4月号
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It2垂/•i-桃l のようにいけたものである。八表紙の花>この桃は普通の桃の枝を撓めて枝枝垂桃は時々庭木として植えられているのを見ることもあるが、切花としてはあまり売られていないので丁度彼岸桜を枝垂桜に作り変えるような方法で作った五重切の桃の投入である。まず五重切の上から二段目と三段目に椿(白椿と紅椿)をあまり前方にはとび出さないよう上下をつないで挿しておく。桃の枝はかなり枯リはあるか太い部分はやや深いめに切り撓めし、細い部分は表皮に傷をつける程度に浅く切りをいれて撓める。そして強く撓める部分には5伍/間隔ぐらいにこまかく切り撓めし‘枝垂柳のようなごく自然な丸みをつけていく。形の整った桃の枝を一番上の口から椿の前に垂らすように挿して行く。作例には五重切筒を使ったが、三重切筒や二重切筒にも同じようにいけることができる。花材花器五重切筒八2頁の花>し二月号に朱木瓜とアイリスの株分けの生花を掲載しているか、木瓜の朱色と紫の花は相性がいいようである。この配色はかなり華やかではあるか紫が杜若であった場合、何とな"IJ桃椿(紅椿・白椿)

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