3月号
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も〈れんこぶしtくれんり紫をも木感く蓮じゃん(るは単〈こにと木が蓮あとるも。呼ぶ)も白木蓮も中国原産の落葉樹で、紫木蓮は低木または小高木、白木蓮は高木になる。自然では白木蓮より遅れて紫木蓮が咲く。いずれも花の奮の色が出はじめる頃にいけておき、徐々に咲くのを楽しむ。夷」と呼ぶ。ともに花の音を漢方楽にする。中間では昔、芥りの良い花に「前」の字をあてたそうだが、白木蓮こそ木の中の前と呼ばれるように、たしかに良い香りがする。シに「辛夷」の字を誤ってあててしまったが、中国にはコブシは自生しないそうである。いけばな展をした時に、私がいけた花である。西吉野の栽培家が育てた大きな木蓮の枝には、沢山の花が膨らんでいた。花展の当日咲くように温室で加温調節して下さったお陰である。こんな花木をいけられるのは日本だけだろう。産地と花屋とのお陰を受けて私達は季節の花をいけられる。戚謝し立いに古川めあっていきた木蓮(木蘭)、。〈表紙の花〉花型草担副流し花器金線黒粕一騎士官木蓮や辛夷をいけていると、枝の切り口からも爽やかな甘い香中国では白木蓮を「木前」又は円本では蓮の花に見立てて「木蓮」となり、さらに日本のコブ写真の生花は、一月の末に花道家仲間と花木産地の協力を得て「.玉繭」と呼び、紫木蓮を「辛L一」’V 一一一一一一一一ftll 渓8

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