3月号
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れんぎょう省略形のいけばな「枝を主役に」。三体いけ立体副主型の省略形主材連麹(木犀わ〈せ科い)副材アネモネ(金鳳花科)レモンリlフ(榔燭科)、つノ。先月号では「花」を、主役にした「季節の花と枝の盛花」を紹介したが、今月は「枝」を主役にした「季節の枝と花の盛花」をいけてみよ一一月土一一月には、色んな春の花木が花屋に売られている。そんな中でも作例の連麹などは枝を長めにいけた方が美しくけんせられる。述麹は小枝が多く、外にひろがりながら上にも伸び上がるように育つ。そういう枝は「副」の位置で伸びやかにいけるといい。立体形にするか、斜体形にするかは枝の姿で決める。連麹は中国原産の落葉低木。黄色の花が春の陽ざしを感じさせる。アネモネは地中海東南部に分布する多年草。名前はギリシャ語の「風」に由来し、非一番の風とともに花が咲くところからつけられた。レモンリlフは北アメリカ原産の常緑低木。葉をねじったり枝を携厚い葉を美しく見せる。めたりして、艶やかな右横から見たところ三体いけ立体真主型の省略形面リ高リ日リ4-

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