3月号
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んで使われているのだろ、っ。大祥冠は大型の万年青なので縁の白い艇の船よ立化型を大きく、のびのびといける。だがもともと葉に変化や面白い癖がついているので、その上更に盤端な形をつけない方がよいだろ、っ。赤芽柳花型種挿副流し花器白色紬深鉢比頃、枝分かれのない一本なりに育てられたスーパー赤芽が多くなったが、作例では自然に育った本来の姿の赤芽柳を使った。分かれ枝をそのまま利用するいけ方のごく初歩的ないけ方で、副胴は枝の分かれ目の高さを揃えて捌くと立ち上がる枝は真囲や見越となる。あとは真をそえるだけで副側ができる。留も同様にして作るが、分かれ枝の状態字V2まく利用すれば猫柳の様々な風趣を生花として表現することができる。〈7頁の生花〉7

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