3月号
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c紫色のガラス花瓶。小さい花瓶だがフランス製の美しい感じの花器である。白い花二種を配合して、花瓶との調和もよく明快な調子がよい。白と緑だけの花も中々好ましいものであり、ことに小品の場合に引き立つ。c ⑪このガラス瓶を買ってから随分なる。京都のMホテルでイタリアガラスの展示会があって、そのときみつけたのだが、赤褐色の色ガラスで形が傾いているのが面白い。吹ガラスの民芸品だろうが日本のガラス器とはころがある。いつでもどこでも見つけたとき買うと意外に安く買え一と味迩ったとるものである。細い口にいっばい挿し込む様に挿したのだが、ガラス器は足元が透いてみえるので特に注意することである。゜ハンジーの紫と黄色、モンステラとエリカ、この三種を挿して、花瓶の傾きと調和をとりながら、変った慇覚を出そうとした作品、面白い調子の花となった。ノぐ、ノジ一コデマリ⑪ モンステラフリーヂャユーカリ5

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