2月号
316/573

おもと万年主門は九葉を基本とし、十一葉、十三葉、十五葉、十七葉、十九葉と二枚ずつ増やし葉を奇数にいける。実は十三葉までは一果で十五葉から二果使う。この花型は一個の根から子株が出た形を摸しており、同根の親株で真、副、胴側を作り、子株で返し葉を加えた留側を形成するが完全に株分かれしていないときの万年青の姿である。剣山への葉の配置は左の図のようになるが、よく工夫して水際の幅をできる限り細くしたい。三五OO種もあるチューリップの中で、最も華麗なのは、作例に使ったフレlミング・パlロットなどパlロット系の品種だろう。花弁に羽のような切れこみがあるのが特徴で、フレlミング・パlロットは賞色に赤の縞が入っている。白地に赤の縞模様のあるのがエステラ・ラインフェルトで、縞がなくて万年青十五葉二果《3頁の解説》チューリップを華やかに圏4

元のページ  ../index.html#316

このブックを見る