2月号
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第二純郵便物必可桑原存度流いけばなテキストこんこゃくm号昭和引年2月l日発行(毎月l回l日発行)桑原専慶流家元発行カラl(海下)には今まで円、北京、ピンクのニ色があったが近凶グリーンが多く山まわっている。又褐色の苅弱芋の花のようなのも見かける。作例に使った色のカラーは初めてである。黄花海芋に染料を版わせたものではないかと茎の色をしらべてみたがそうでもないらしい。ひと削染料を吸わせた花がよくちリブルーの菊やカーネーションが化に並べられていた。現在着色して売られているのはスイートピーの黄色ぐらいのものだろう。スイートピーは赤、ピンク、紫、自の各系統の色はあるが黄色系のものはない。カラーは普通茎の美しいみずみずしさを生かすのだが、このカラーは少し古く茎が弱っていたので束にくくってそのまま挿している。仏炎官が黄色からエビ茶色にうつりかわているのでかためていけても或程度ι体感を得られるが単色のカラーではこんな舵い方をしない五がよい。スイートピーは左右に茎がないように軽〈、かり出し、カラーの後方にはピンクを加えて’奥行きをあたえた。新鮮なスイートピーならいけてからの手入れがよければ二週間は美しく映き続ける。花材スイートピーカラー花器緑軸小型角深鉢・父世十忙し白・ピンク赤賞ぼかし定価400円花の色

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