1月号
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一\\当者名・←戸』〈〈包『戸川出(第二種郵便物認可1985年H月お円)桑原専問度流いけばなテキスト期号2005年lHnl日発行(毎月l凶1日発行)桑原専慶流家元発行定価五OO円オーストラリア人に、その辺に生えている木の名前を聞くと、ガムかワトルのどちらかだと答えるそうである。ガム(Gum)はユーカリの木属、ワトル(Wattle)はアカシア属のことで、オーストラリアは、この二槌類の木が圧倒的に多い大陸だということである。蒲桃科に入れられているユーカリの木属は、八OO種以上もあるらしい。テレビでオーストラリアが紹介されると、必ずユーカリの多くの種類を見せてくれるが、日本に来て栽培されているのはそのごく一部である。だが円本には、ユーカリの害虫がいないので、植樹してもよく育っているようである。葉をちぎると特異な匂いがするが、これは主成分のシネオlルの香りで、香料や薬用に使われる。作例に用いたのはユーカリの木の奮だと思うが、士一一回は長さ八ミーほどの外皮におおわれているが、開花期になると上部の輩があいて糸状の芯が四方にひろがる。以前は枝葉がよく使われたが、この菅や実も見かけるようになってきた。とり令わせは、そろそろ咲きはじめてきたアイリスや葦箆寸の洋花が似あ、っ。花材ユーカリ(ユーカリ・4荒川被アイリス花器トルコプルl紬花鉢2・2Dr2・noヨキゾチカ)子作zζユーカリ楼8

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