1月号
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かっただろう。お受けした頃は「花ふたり旅」の出版と、その記念いけばな展の準備にかかりきりで、ようやくその年の七月から絵を描き始めることができ、秋に仕上がった。久しぶりに一所眠法叩勉強させて頂いたことを田辺聖子先生、そして文英堂の皆さんに本当に有難いことだったと申し上げたい。そして流内の皆さんには楽しく読める一冊であればと念じている。花型二種挿真の草型花器淡茶色柑水盤実の生った姫南天は少ないようだが、々宣削通り小型なので、いけておいても仰々しくないところがこの花の良きだろう。真副胴に内副の四枝を姫南天。水仙は留と控の他に留の沈みの三枚葉を低く目立たぬようにそえておくだけで、葉のひろがりが大きく高く立ち上がった南天とのバランスがとれて七枝の生花となる。姫南天水仙/ 、〜\留ょ工6 前l

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