〈上の花〉立体真主型花材チューリップ白・ピンク花器濃紺陶コンポート国産のチューリップは年を越して暫くすると、花がかなり大きくなり、葉も茎もしっかりして生花にも使えるよ、つになる。お正月にいけた松や梅の花を片付ける頃、作例のような明るい配色の花を選びたい。基本花型にいけても型にはまった感じのしない楽しいと菜の花りあわせである。真には白とピンクのチューリップを一本ずつ。副はピンクを一本左斜前に傾け、胴のピンクは前傾きせる。〈下の花〉小品花留には葉の美しい菜の花を一本前に傾けて水際を囲い、一本は右斜前に向ける。その後にピンクのチューリップ一本を中間として直立させ、その後に菜の花二本を控としてのぞかせた。ご存知のようにチューリップと菜の花は、いけておくと茎が伸びたり形が変るので毎朝手直しをしなければならない。こまめに手入れすれば日もちのよい花材である。花材ヒアシンス（紫）花器黄色ガラス皿ヒアシンスは花の色は美しいが小きくまとまっているので大きな枝物花材ととりあわせると、より小さく寸詰まりな感じになってしまう。小品花として作例のよ、つなとりあわせ、或はスイートピー等とかわいい感じにいけたい。水仙の葉モンステラ小葉二枚真9
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