12月号
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柳小菊花型二重いけ上・小菊垂体副流し下・赤芽柳行型庭先で気僅に育った小菊は良い姿だな、とは思うが切って手にとってみると、生えていたときの小枝の重量のバランスが崩れて予定外の方向に傾く。形がすっきりするように枝葉を整理しなければならないが、花型にこだわりすぎると自然味が、?すらぐ。この小菊は真・副・留だけを花型の骨として、その線を崩さず、あとは装飾枝として庭の小菊をまとめてみた二重いけである。赤芽柳は乱れ咲きの小菊とは対照的に行の真の花型にいけている。こんな場合の赤芽柳はも、つ少し枝の乱れたので、行の草にいけてもいい。6 r i

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