11月号
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ひゆ私の晩秋色あわせ〈表紙の花〉仙粛〈2頁の花〉輝くようなオレンジ色の細長い花弁。ガーベラの品種はかなり多いらしい。毎年少し変わったのが出てくる。北の色は赤・貨・白を、主にして濃いのや淡いのがあり、一重咲、八重咲、小山火の山村山の色によって花の色の趣も変わってくる。ガーベラの花蕊で好きなのは作例のような濃い茶色の品種である。いちばんガーベラらしい気がする。鶏一政も間芸品柏が多い。よく使われる久留米鶏頭や野鶏頭はセロシア属。作例の紐鶏頭はアマラントゥス属だが共に克科に属している。この二種の花に対しては広葉のアロカシアを選んだ。花材ガーベラ(菊科)紐鶏頭(比科)アロカシア(里芋科)花器以庁色刷コンポート「カンレンボク」と片仮名で書かれていると何を膏保している名前なのかよくわからない。小凶市阿部が原産地で、漢字では「早蓮木」と書くが「早」は日照りのことそこに蓮の字がつくのだがこれも円照りの蓮では命名の由来に察しがつかない。原産地の中同では高さ宍O江にもなる大木、だそ、つである。花は八月に咲き、卜.バに作例のような実ができる。日本に渡来した仙粛2

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