11月号
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朝葉蘭北型行型八表紙の花〉花器煤竹笠岡生まれて初めてのいけばなの稽古。私にとってそれは、父仙薪に教えてもらった葉蘭の生花であった。葉樹は生花の基本理念を理解するのにうってつけであり、単純な形の葉をたったi枚、足元を合わせて竹筒に止めただけで、なんて優雅な姿になるものかと感動したのを覚えている。葉蘭の中でも白斑が鮮やかな朝日葉蘭九葉を逆勝手にいけた。最近では軸が太くて長い大業から中葉、小葉まで揃って手に入れるのが耐難になってきているが、もう生花の奥深さを見直し、多くの人にその良さを知ってもらいたいと願っている。石橋(柘摺)〈2頁の花〉仙渓桁棺は柘棺科・柘棺属の落葉小高木。小アジア原産で果樹としての一怜史は占い。紀元前誠一計紀に安一心(ペルシヤ)から中同へ伝えられた棺(果実の形)なので石棺の名がつき、度葉闘の4{111 渓2

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