11月号
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副沈み・崩沈みまず花器に又木配りをかけ、真よりも少し短く枝どりした副の枝を止めるが、細めの枝を選び、伸びやかな姿に形づくる。胴は枝先が繁ったものを選ぴ、副と胴のそれぞれの沈みの枝を細枝で加える。(作例では副と胴の沈みを一本の別れ枝でつくっている。)副の沈みがあまり長すぎると副の伸びやかさが生きないので注意する。真は大きく曲げて水際の真上に戻るような姿にいれる。留は低く右前へ出すが、総囲いを入れた後で小枝を丁寧に撲めて、少し厚みのある姿につくり、長く伸ばした副とのバランスをとる。②副の隣に胴を入れ、胴の後ろに副沈み・胴沈みを挿す。③見越し、真を挿し加えたところ。このあと総開い、7 留、控の順に挿し加えて全体の形を整える。副①又木配りに副をとめる。』二

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