11月号
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たいじよ&守ろう〈んしず〈りんどうどうだんつつに国じどうだん燈肇郷燭どうだんつつじ花材燈蓋鵬燭龍謄花型二種挿行の草型燈蓋(灯ム円)榔蹴の語源は枝の分かれ方が結び灯台に似ているのでトウダイツツジ、それが靴ってドウダンツツジとなったのだそうだが、仮名で書かれると全然意味が通じなくなる。又満天星とも書くが、これは漢名で、昔太上老君(道教で神格化された老子のこと)が天上の仙宮で霊薬を練っているとき、誤ってこぼした玉盤の霊水がたまたまこの木に降りかかり、その滴がかたまって花となり、満天の星のように輝いたので付けられた々宣別だそ、つである。一般には鄭燭を略して灯台、或は満どう天だ星んとよんでいる。春には若葉の下に星のよ、つな花が咲く。そして秋には鮮かな色に紅葉する。生花の花材としても、他の蹄燭科の植物よりも携めやすい。作例の満天星は庭木用に栽培されたものだと思うが、形がととのっているので扱いやすい。控にそ、えた龍脆は白地で花片の周囲が淡紫色の品種である。紅葉物にょいとり合わせとなる花である。9

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