11月号
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梅擬は、江戸時代の初期から赤い色の実の鮮やかさと枝振の面白さから立花によく使われてきた。赤の梅擬だけ使うのもいいが、白梅擬と立てあわせると一層華やかな美しさが感じられる。この立花は和則か流枝会(倉敷上野淳泉主宰の立花研究会)で立てたものだが、毎月第一日曜日の朝一番に出かけ、夜おそく帰ってくるが、その夜のうちに立て直して私に見せてくれている。花材真正真白梅擬糸菊・白・黄白梅擬副請流枝梅擬(赤)配の木杜鵜草前置椿(ピンク)見越髯叩の実(烏和辛)大葉枇杷その他花器陶花瓶和則作"ゥぅL松はととざすH“ びわ2梅擬立花控伺n

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