11月号
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c赤い実のついたイイギリリ)とューカリの配合である。花器は緑色と淡い藍色の図案のイランの陶器。木の枝を二つ取り合せた瓶花だが、この場合は壷の絵が派手であり、花を入れなく(ナンテンギとも十分に装飾効果があるので、枝もの二種だけの瓶化とした。またそれがこの瓶花に特殊な味わいを感じさせることにもなった。上方へ出したユーカリの枝、下方へ乖れたイイギリの実の対照にも変化がある。c R松藤の実白菊梅の木17

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