10月号
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ななかまどかよう会は長い間続いている。先代(卜=一世家元)が始めたのだが、一体いつ発足したのか知らなかった。調べてみると一九六二年のテキストの第一号(十月発行)に、かよう会例会九月十一日家元に於いて例会をひらいた。今月は丹後の鳥居慶静氏、滋賀の瀬津慶定氏、香川の高井慶英氏など久しぶりの顔も見、えて賑やかであった。今月の作品は優れたものが多く、季節感の充実した佳作が多薮あった。例月第二火曜にひらく会は約十五年も縫杭して殆ど休会のない熱心な人達の集まりである。と許かれている二九六て年の一五年前というと一九四七年(昭和二十一−年)だから現在まで六十一年間続いていることになる。私がかよう会に入ったのは一九六八年頃だったと思うが、先代の批評はきびしかった。今は私も会員として毎月出品し、家元と副家元の講評を、つけている。この頁の投入は九月の私のかよう会出品作である。出来としては八十点ぐらいだろうか。毎月会員として続けてゆきたいと思っている。花材七竃紅葉晒菜升麻沢桔梗花器淡青色紬花瓶かよう会仙9 驚

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