10月号
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・川,‘rap−v えのこんFきさぴもろこしえのころぐさρtLd粟菊花型行型二種挿粟の原種は狗子草なのだそうである。今から五千年ほど昔、中国の黄河流域で栽培されていたことがわかっているが、それ以前の人々が狗子草と大して変らない粟の先祖を何代もかけて営々と育て続けてきて、五千年前にやっと粟と云えるものにまで描事cつけたのだろ、っ。日本にも縄文時代に渡来し、王食の一つとなっていた。粟、黍、萄黍、狗子草等の稲科の花は、穂が豊かに稔り、葉にはまだ潤いを残している頃の姿が良い。作例では五本の粟をいけているが用意したのは七本である。あまり水揚げの良くない稲科の花材は、産地か私達の所に届くまでにかなり葉が傷んでしまう。その上低い位置についた葉は生花に使えない。そのため作例でも穂を切りとって葉を適当な高さから出せる粟を二本とり、その葉株で全体の姿をととのえている。花器−二島手花瓶H,〆' ~司河'./ ;_; [ j i/ 6 {ゅ..・・・...』_.,..,...,.., ム・i

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