10月号
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こでまりりんどうつる・ヲめ’岳会投入基本花型③垂体副主型主材の大部分が、花瓶の口元より垂れ下がっている花型を垂体副主型とよぶ。蔓ものの他に、小手盤、萩、山吹などのように枝が湾曲し、枝先が下垂した花材の線のしなやかさを見せる花型である。この花型の場合、主枝の副は大きく左斜前にのばし、枝先を下垂させて横への広がりを見せる。作例では図示した2本の蔓梅擬の他に、白龍謄も副にそえている。真の白龍謄は、花器の口から計った副の主枝の長さの半分ぐらいに見えるように副の後に立てる。留側はまず短い蔓梅擬を右斜面に向けて挿して水際に紫の龍謄、中間の白龍謄をやや右に傾けて挿し、左側の副との聞が大きく開くので、そこを短い白龍臆で埋める。控は白龍謄を上下半分づつに枝取りし、その下部についていた小枝を使った。以上、基本花型図に従っていけた作例である。2本事務擬。長枝は左鐙削。短枝は左横と白龍謄白龍脆1本菖議擬二股枝に紫龍謄古葎擬1本紫龍謄1本白龍謄長短の2本白龍臆の下半分の花付小枝焼締花瓶①副長短中間7 控害時富齢

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