10月号
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生花の花型は、真、行、革、の三花型に分けられている。更に各花型を三つに分け「真の真L、「真の行」、「真の草Lとしているので、真、行、草は共に三花型あることになり、全部で九花型となる。これは当流の立花の九花型をおに作られた分類である。この九花型のっち今回は五花型をとり上げてみた。一−行の草型副流し駅表賞菊行の花型のうち、行の真には比較的癖の少ない花材を用いて規矩通りいける。行の行では同じような花材でも、多少規矩をはずれるが持枝の特徴を花型にとり入れたい場合この花型をとる。行の草は、この頁の作例のように、癖の多い花材を行の花型におさめる場合にあてはまる。主材の萄黍の実の位置と茎の線は行の花型をはずれていないが、葉の方は、真、副、胴で規矩をかなりは草の花型について,,, 6

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