テキスト2012
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手』かよドングリ花器ドングリ(川県)とはクヌギ・カシ・ナラ・カシワなどの果尖の総称である。小学生の頃、鎮守の森で拾ったドングリを削って間にしたり独楽をつくったりして遊んだ。Afでも道で見付けるとつい治ってしまう。花材として流通しているのを見たことはないが、たまたま切ってきたという花以から小肢をもらって小川にいけてみた。厚みのある柴は半分以上取り去って実がけいはつようにしているいけているうちにドングリが2例法ちたので瞬間接着剤でもとの鞘に付け直した。このドングリはマテパシイ(同刀民椎、八七千長椛)だと思う。マテバシイはブナ利の常緑高木で、日本の温暖な治山地に21作にする。実は妙って食川になる名前の由来は柴がマテガイ(馬刀貝)に似たシイノキというところからついたそうだ先月りの決もそうだが、身近な秋の実をいけるのは心楽しい。花をいけるときは花びらの繊細さに対する緊張感を作うようだが、ドングリくらい硬い突では少々のことでは壊れない安心感がある。ついにっこり微笑むイ愛い実である。花什門出川民推(山色刷作科)糸川制二種(鈎利)烏絵陶花器1111 j案4

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