テキスト2011
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三O宇ほどの茎の上部だけついた葉大花延齢草仙「延齢草」。長寿の漢方薬かと思って調べてみたが、延齢草根と云って食当たり、川円痛などの薬だそうで、常川しても命はのびないらしい。だが花を無心に眺めていると気分が清々しくなってくる。白生地は北海道で五月。自然分布の南限は山百干且宇品での北国の花である。百合科・延齢草属の多年草。とり合わせたクレマチスは鉄線や風車と同じ金鳳花科・仙人草属の花で園芸品種が多種類売られている。同然品種の開花則は北同の延齢草と同じ冗1六川の花である。同じ頃、中部地方以北の深い山の中で向根葵も咲く。色は淡いピンク、茎の高さは延齢草と同じくらいで、の上の方に花をつける。これも清楚な花で、一輪挿するか、小さな鉢のままで見つめていたくなる花である晩春から初夏にかけて線々な山草に山合う。栽培技術が向上したので昔より千に入れやすくなったが、切花として量産されていない。小さなプラスティックの植本鉢を買ってきて、似合いそうな小さな花器にそのままいれて飾っておいたりする。使った花器は宮下善爾氏の作品で小口山花用に使っている。化材延齢ホクレマチス花器菱形文角瓶。粛11

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