テキスト2011
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花展の残り枝仙いけばな展には少し多めに花を用意するので、使わなかった枝や花は家にいけて楽しんでいる。上の投入もそんな一つで、表紙の立花の残り枝に真紅の前と紫色の都忘れをそえた。白黒写真ではわかりにくいが、裏白の木の緑白色に赤と紫がよく映っている。花器の青い模様が五月の爽やかな風を感じさせてくれている。業が尖っていて触ると痛い前は初夏を味わえる好きな花だ。花材花器裏白の木(蓄積科)前(菊科)都忘れ(菊科)背線文花瓶7 渓

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