テキスト2011
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八OO種の椿が山の斜面に育てら岡山の三垣椿園では国主の三垣一氏が蒐集された日本極三五O種、洋種二五O縄の椿に、オリジナル品樟一九O僅を加えたおよそれている。御縁があって訪問するうちに、私の名前を新品種につけてくださった。昨年の二月下旬に椿園でその「楼子椿」と対面し、記念に一枝いただいて帰り、玄関の掛け花にいけた。上の写真の右側が桜子椿に近い淡紅色の八重咲きだ。愛情を注いで育てられた棒を、どうぞどうぞと切らせて下さる。ご自身もいけばなをなさるので、別の場所でいけられた椿が沢山の人に見てもらえることに意義を感じておられるのだと思う。山陽の温暖な気候のせいか、三思さんの椿はどの花も表情が明るい気がする。見ていてあたたかな気持になる」一起きんの椿たちに今年も会いに行って、JaH三日の雛祭りに倉敷民整館にいける予定だ。その時にはできるだけ品種名も書いて帰って、名前を覚えながらいけたいと忠う。そうすればより親しみを感じて、格も微笑んでくれることだろ、っ。’刊楼子椿棲子6

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