テキスト2011
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タlの盆削で出回る瑠璃唐綿も花材かがみすくなぴこな風船声品仰は南アフリカ原産のガガイモ(羅芋)科の多年草。ガガイモ科の植物ではブルースに使われているがブルースタlは南米ブラジルやウルグアイが原産。科名になっているガガイモは日本全士、東アジアの温帯に広く分布する蔓性の多牛草で、毛むくじゃらの小さな五弁花が咲き、そのあとできる細長い実が割れると中から白くて長い毛のついた種子が現れる。古事記の中で出雲の大圏主神のもとへ羅摩の船に乗って少名毘古那という神がやってきたという話があり、この羅摩がガガイそであるとされている。なんとも小さな神様であるが大圏主神の国造りを手助けすることになる。さて作例の風船唐綿だが、数日飾っていたら実の一つがぽかっと割れていた。中には白い毛の束があり、二日ほどで種子を運び出すようにふわふわと離れ始めた。締麗なのでそっとしておきたかったが、部屋中綿毛だらけになるのでそれは叶わなかった。残念。花材風船唐綿アンスリウムの枯葉花器紺色八角陶鉢韮国十微風船唐綿仙渓10

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