テキスト2010
90/137

HC’A匂易、一ば町出桑原存度流いけばなテキスト揃号2010年月1日発行(毎月l阿l日発行)桑原市守慶流家一バ発行定価五一五円主門℃一\\をささケ−凶−『ωぬコ一内A2no仙粛彩歳フラフラと散歩に出かけるのは大体午後になる。祇園祭のすんだ七月下旬から八月の京都は暑い。何もそんな暑い街筋に歩きに山なくてもいいのだが、家でじっとしていると落ち着かないのである。家を出て御池通を東へ、そこから河原町通を南に下がる。稽+内日は.ニ条通の手前の花政に花を選びに行く。先代の店主は私と同じ昭和二年生まれなので、いい話相手である。私が行くと店の人が「お母ちゃん、先生来はったえ!」と呼んでくれる。他愛もない四万山話で一時間ぐらいすぐたってしまう。僕との話が面白いのだろうか。そこから二一条通の十字屋でCDを探す。次は河原町通のBALのジユンク堂のじ階。小国史関係のまだ読んで・ない本が出ていないか見に行く。時々以前に買った本を忘れて二度買いしてしまうことがある。誰にだったか、そんな話をすると、「恥も時々そんなことをしてしまう」ということである。僕だけが間抜けではないらしい。以前は九拝があったのだがなくなって闘っていたのだが、ジユンク堂ができた。僕の読みたい本は丸善よりよく揃っている。三、四冊書棚から引き出してエレベーター横のベンチで内符を調べる。三時頃になって少しお腹が減ると近くで然蕎麦。次はいu同島犀に行くが、地下でケンチャンと僕の朝食用のベーコンとソーセージを大世に買う。二人で行った時にはケンチャンが荷物を持ってくれる。僕には持たせない。少し前までは玩九k恒例で長い間待たされたが、近頃は玩具売場には関心がないらしい。反対に烏丸通を下がって大丸に寄って、河原町を北にとがって帰ってくる日もあるが、兵又はアーケードのある通りを選ぶ。ここまで書いてはみたが、他愛もない僕の夏の午後の一ひ一LP−駒t。時々野菜売場にもアlティチョークの官が売られている。官の総位打を茄でればサラダに混ぜたり、ポタージュスlプにしたりするが、かなり調理の面倒な食材だと思う。カナリア諸島原産のカルドンという荊属の植物から食用梢物にそだてられたものらしいが、円本には江戸時代に渡米している。けれども円本料理に使われることはなかった。今の季節、日本には他に多くの野菜があったので食べようとしなかったのかもしれない。水々しいカラ!と取り合わせた。ガラス鉢にいけた季節の盛花。lティチョークカラl二色と葉花器アlティチョーク花材ア切子硝子鉢4楼

元のページ  ../index.html#90

このブックを見る