テキスト2010
53/137

長い花菖蒲の花をどのくらいの長さに立てるかは、なかなか難しい。花器とのバランスを大切にして、程良い長さに切り、必ず水切りをしてから剣山にさす。(点の位置)。花菖蒲の足元に菩識を低く前へかたむけてさす。花が元気に見えるには、どの向きがいいかを、花を回しながらよく兄て考えてとめる。(留の位置)⑮花菖蒲の花の前に業を加える。作例では花菖蒲の葉のかわりに、オクロレウカの柴を一株使った。オクロレウカの葉は丈夫なので一枚ずつに分けてきしている。その場合、柴先の爪の向きを内側に向くように注意する。(真の位置)菩磁の下葉を加えたところ。(留の位置)。いけばなはまわりの雰阿気や敷くものによって感じ方が変わる。青色とオレンジ色が人った敷物に飾り、小石で剣山をかくして本を足す。(4頁の花)それぞれの長さ花慌の水際点留留立5 1.2 モ三/

元のページ  ../index.html#53

このブックを見る