テキスト2010
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げザ41日門しまふといしゃくやく真,1縞太蘭巧薬〈表紙の花〉仙渓花型株分け花器淡青色袖水艦太閤と均薬は五月の生花の代表的なとり合わせである。太閤はまず点と副に太くて湾山したのを二本えらぴ出し、挿したとき真と副が図のようにひろげられるようにする。作例では真、副、胴に各四本。控は三本。留には具、副、胴を切りとった残りを八本集めて切株を作ってそえている。太閣は一種挿しでは淋しいので季節の草花を株分けにしてそえる。もし一株の二種挿しにするなら、杜若のような水物がいい。(図②)他にこれから夏に向かって太聞によくとり合わされるのは睡蓮、河骨など水草がよく使われる。生花での太閣のとり令わせは、やはり伝統的な水物花材で、涼風を感じられるようにいけたい。昼一J← 、J:l . ② 副胴,(/Mt挫高リ真① 2 :1;

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