テキスト2010
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ボlド一一一味だったが、私と機子は最北海道の雪山から仙渓この冬は北海道でて卜年ぶりにスキーをした。素渓(健一郎)と順之助は疲れ知らずでスキl−スノー終日に雪山トレッキング。プラスチック製のスノlシューズを付け、新雪の上をインストラクターについて登る(3頁ドの写真)。ブナなどの落葉広葉樹とエゾマツなどの針楽樹の混合林を抜け、函館港を遥かに見下ろす峠に希くと、台風で樹木がなぎ倒された後で見晴らしよく、刺いっぱいのタラの幼木がにょきにょきと雪の聞から顔をだしていた。このあたりはヒグマが多く、春に来るのは危険だそうだ。ド山途中にTIに理もれていた長紫陽花の枯花と、剥がれ落ちていた蔓の皮を大切に持ち帰ってきた。波赤色の小輪蕎械を合わせて焦茶色の花瓶に挿し、北海道を思い出している。7

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