テキスト2009
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,dドレレq・Rnsu4h空色粕花鉢碧い空と、気持のいい季節。誰もがそう感じているのだろうと思っ。落葉樹の新葉は勿論、常緑の梼の葉も、銀さん木も〈せ犀いの桜木も生え代わって水々しい柔らかな新葉色におおわれる。連休が終わると、出み合っていた郊外の散歩道も気分よく通れる。私には有り難い月である。だが最近は、昔より出歩くことが少なくなった。家で読みたい本が沢山積み重なっている。読むのが楽しいのである。子供の頃から、かなり読書国一息は多い方ではなかったかと思うが、お酒をやめてから急に蔵書の量がふえ出した。まともな頭で起きていられる時間がふえたのである。連休中はん零冗も別家一応も中凶旅行に出かけているが、その問は許粛で読占に明け芥れているつもりである。この頁には荒川被とデルフイニュームをいけたが、柄物闘のまh被闘が見頃になる。専門家が植えて育てているのだから良いにきまっている。多分同じ頃、山野草展も聞かれてるだろう。デルフイニュームも咲いているのではないかと思う。近縁種の千鳥草の自然開花期が五1六月なのでそれに近い筈と思う。五月の空のような淡青色の花である。二色の蓄薮とは季節に合ったとり合わせになる。デルフイニューム花材苔誠二槌仙粛11

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