テキスト2009
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桑京事妥流いけばなテキスト訓uザ2009竿4月IJlJJLVそよかザ(第=.種郵便物認可1985平日月お口モt、一毎月,l河1」川危一汁桑不#主主化家元発行定価五二五円220一\\老名活−wcg£『豆町∞n勺コてさ・っコヨ仙粛彩歳今頃の季節、きまって思い出すのは小学校五年生の始業式のU。四年生の時は一階の教ん毛だったが五年生になって二階の教室になった。窓際の席を与えられたのだが、西側のお邸の桜の木が満開である。一階の教室だったときは気がつかなかったが、訟の席の真横に桜の大木が咲いている。開けはなされた大きな窓から優しく春風が吹きこんでくる。素肌に糊の効いたワイシャツ}枚なので微風が心地よい。その日の胤の匂い、多分桜の花の匂いだったのだろうが、成比見として憶えている。だが何の授業の時間だったのか、それはさっぱり思い出せない。桜は日本中どこへ行っても、その季節になれば見られるし、それほど気にとめない花かもしれない。だが何かの機会に深く心に刻みつけられることもある。ねにとっての桜は、その五年生の始業式の桜で、その後に色々な桜が秘み屯なっているらし リカステの花を教えてもらったのは素子の洋服屋の社長の弟さんからである。耐の花、とくにリカステを沢山育てていた。あまり切花として見かけないが好きな蘭の一つである。花材リカステフリージア花器淡KH色細川花瓶

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