テキスト2009
27/146

す−ろくさい由、Fe(第−一種郵便物認吋1985年HH川おH)桑原市守慶流いけばなテキスト湖ザ2009年2月1日発行(毎日川l阿l日発行)桑版作慶流家必発行仙驚彩歳新年会の贈り物の色紙に私はよくモ維の詩を書いている。字の上手F手はさておき(下手にきまっているのだが)、私は主維の詩が好きなのである。とくに彼の別荘である綱川の円然を詠った五言詩が好きなのである。それは「朝川集」として二十句、他にも朝川の風物、そして友人との交流を詩にしている。一番好きなのは「鹿柴」と云う詩である。(鹿柴H脱の柵)空山不見人空山人を見ず但開人語抑制U但人語の響くを聞く返景入深林返景深林に入り復照青苔上復た照らす青苔の上!閑rまりかえって人けのない山の中、麓の方から人声らしい響きが街のようにぼんやり聞こえてくる。夕日が深い林にさしこみ、その幽かな光が緑の苔を照らし出している。閑かな詩である。京都にもこんな感じのする山はあった。王維の鴨川の別荘は随分広かったらしい。多分京都の嵯峨野全体、その周囲の山、広沢の池ぐらいの池もあったようである。李太白と同時代の唐の人で由う、Lょ幼う時から文名が高く、晩年には尚書右丞(皇帝の右腕のような最高位の宵僚、宰相)になっている。玉維の詩は閑かで夕陽のように美しい。それと対照的な李太白の詩は「相逢定価五−−九円}ニζ一\\当者名・一行」である。高揖黄金鞭高く揖す黄金の鞭崎一ド毛楊裏万一戸垂楊の事とくらべると、随分華やかである。られているが、そのうち五言詩の中で好きなのが「鹿柴」と「相逢行」の二首なのである。まっている。いいもの、それほどではないもの、つまらないもの。大きな目の網でふるってみると大したものは残っていない。だがそれらを大切に見つめている問に、少しはいい花がいけられるのではないだろうか。地中海の花たち八日頁の花〉仙渓相逢紅塵内相逢う紅塵の内君家阿那遺計が家は阿那の辺赤い士壊をあげながら馬を定らせる坑公f二人が出逢った。おーいに黄金の鞭を上げて挨拶。枝垂柳の向こうに何万という家々。貴君のお邸はどの辺ですか。という「相逢行」は「鹿柴」の閑かさ唐詩選には四六五篇の唐詩がおさめロ払の想いの中には色んなことがつ地中海地庁原産地中海地方原産、ンシリl島原産ピパlナム・ティナススイカズラ科ガマズミ属ラッパ水仙彼岸花科本仙属スイートピー一任科連理平印刷24をぁrωzmw円mZODW050ヨ’vず

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る